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エンディングノートとは?
終活といえば「エンディングノート」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ちょっと昔にもテレビでも「終活」なんて言葉が流行り、書店にもエンディングノートが並んでいました。
残念ながら、エンディングノートを大多数の方は書かないで人生を過ごされているのが現状です。
そもそも、エンディングノートとは、自分が亡くなっただけでなく、病気や認知症などで判断力が衰えたり、自分で意思表示できなくなったときに備えて必要な情報や希望、家族への想いを記したノートのことです。
残念ながら、遺言書のように法的効力はありませんが、さまざまな場面で役にたつものです。
そして、エンディングノートを書くことで、残された遺族がご葬儀、相続、遺品の取り扱いや、実家のことで困ることなく後の始末ができるのが「エンディングノート」です。
エンディングノートの記載事項
エンディングノートには何を書けばいいのでしょうか?書店などで売られているエンディングノートには書くべき項目がすでに印字されています。
1エンディングノートを書く人の情報
氏名、生年月日、住所、本籍地、自分史(子供時代〜学生・社会人時代など)
2介護や延命治療など
介護、認知症になったとき、延命治療や遺言、葬儀や財産について
3緊急連絡先や家族への想い
もしものときの緊急連絡先(友人・知人)や家族へ宛てたメッセージなど
を書く項目があります。
エンディングノートを書くメリット
残された家族が困らない
お墓のこと、家の処分や遺品についてまで残された家族が困ることなく後の始末ができます。
子や親族に想いを残せる
遺言のようにかしこまらなくても、自由に手紙のように書けます。
遺産分割協議の手助けとなる
想いを残せるので、この不動産は誰々、現金は誰々に!と記載することもできます。
ただし、法的な効力はありませんので、お子様(兄弟姉妹)仲がいい場合では有用です。