終活と相続の違い

今や、終活、相続と題された雑誌や書籍、テレビでもよく目にするようになりました

あなたは「終活」、「相続」の違いを説明できますか?
実は、「終活」や「相続」という言葉に明確な定義はありません。
でも、なんとなく終活は人生の最期を見据えての活動、相続は亡くなったあとのことを言っていると思われるのではないでしょうか?

終活と相続という言葉は、場面によって解釈が異なり、同じような意味で使われることもあります。

私のホームページではこう定義したいと思います

終活とは・・・人生の最期に向けて行う活動。例えばエンディングノートや生前の所持品整理、老人ホームや高齢者施設、病院選びなどの行動のこと

相続とは・・・生きているうちの相続対策に加え、亡くなった後のお葬式から遺産分割協議などの相続手続から相続した不動産売却、確定申告までを相続

そして、相続診断士として、終活や相続の場面でどんなお役に立てるかは下図をご覧ください

終活・生前の相続対策では

  • エンディングノートの作成
  • 保険
  • 不動産活用
  • 家族信託
  • 任意後見、成年後見
  • 葬式、お墓の相談
  • 相続税の試算
  • 相続の生前対策
  • 死後事務委任

相続が発生(死後の整理)では

  • 遺産分割協議
  • 相続税の申告
  • 年金手続き
  • 相続不動産登記申請
  • 埋葬・海洋散骨・樹木葬
  • その他相続手続き
  • 遺言執行
  • 不動産の売却・活用
  • 死後事務サポート

まとめ

相続診断士は、終活、相続の多岐にわたる相談を受ける最初の窓口となります。しかし1人ではなく税理士など各専門家とチームを組んで多角的視点で検討し、解決策を提案することになります。

終活をサポートしていない士業の方も多くいますので、誰に相談しよう?と困ったら相続診断士に相談することをおすすめします。

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